2021-06

東京漫才を彩った人々

宮田昇司・陽司

宮田昇司・陽司は戦後活躍した漫才師。宮田洋容一門の新鋭としてアクションの多い立体漫才を得意とし、司会漫才で大きな人気を集めた。解散後、昇司は何人かの漫才を経て「江戸売り声」の漫談家に転向。落語芸術協会に所属し、貴重な色物として活躍した他、宮田一門の育成にも努めた。
東京漫才を彩った人々

勝昌介

勝昌介は、戦前に流行した兵隊漫才を得意とした漫才師。兵隊漫才としては古く当初は宮古次郎とコンビを結成。後年、扇家勝利とコンビを組み直した。また、相当な売れっ子であったそうで、戦時中は帝都漫才協会の評議員となった。内海好江の両親と仲が良く、好江とも面識があった。

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