2019-03

東京漫才を彩った人々

木田鶴夫・亀夫

木田鶴夫・亀夫は戦後活躍した漫才師。鶴亀コンビとも称した。大柄でおっとりとした鶴夫に、小柄でおしゃべりな亀夫の対比で人気を集め、東京漫才を牽制した。漫才コンクールで優勝するなど実力はあったものの、不遇であった。
東京漫才を彩った人々

杉ひろし・まり

杉ひろし・まりは戦後活躍した夫婦漫才師。長らく落語芸術協会の色物として君臨。「スイングコント」と称する音曲漫才で人気を集めた。また、幕内ではおしどり夫婦として有名で、50年近い芸歴を共に歩み合った。
東京漫才を彩った人々

冨士五郎・十郎

冨士五郎・十郎は戦前活躍した漫才師。芸名の由来は、富士の仇討ちで有名であった曾我五郎・十郎の洒落であろう。喜代駒の関係者だったらしく、兵隊漫才やコントを得意としたという。

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