漫才

東京漫才を彩った人々

高砂家とし松・雀家〆子

高砂家とし松は、戦前活躍した漫才師。2020年に97歳で長逝した内海桂子の最初の旦那として知られる。また、長らく落語協会で活躍した曲独楽の柳家小志んの義兄、柳家とし松の叔父にあたる人物でもある。「とし松」という名前は、柳家小志ん家との縁戚からもらったものだという。
東京漫才を彩った人々

中禅寺司郎・滝喜世美

中禅寺司郎・滝喜世美とは戦前戦後に活躍した夫婦漫才である。司郎は漫談家の大辻司郎を私淑しており、司郎そっくりの風貌を売りにした。戦前からジャズ漫才という独特の物真似芸が得意としたそうで、戦後も人気があった。戦後は落語芸術協会に所属し、寄席の色物としても活躍をした。

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