漫才師 タ行

息吹 ~大正から昭和ひと桁~

太刀村一雄・筆勇

太刀村一雄・筆勇は戦前戦後に活躍した漫才師のひとり。一雄は玉子家円辰とコンビを組んでいた事もある。大柄の筆勇が土俵入りの真似事や一雄に相撲四十八手の型をかけてみせる相撲漫才という独特の芸を得意とした。地下鉄漫才で一世を風靡した春日照代の両親としても有名である。
息吹 ~大正から昭和ひと桁~

宝家大坊・小坊

宝家大坊・小坊は戦前活躍した漫才師。中国系の人だったという。戦前、少年漫才として売り出し、浅草を中心に活躍したが、戦後になると消息が途絶える。六尺棒を使いこなす漫才だったというが――真木淳・斎藤れをの「ダイナマイトコンビ」が東京大坊・小坊を組んだ際は、三代目だったという。
息吹 ~大正から昭和ひと桁~

橘家デブ子・花輔

橘家デブ子・花輔は戦前に活躍した漫才師。夫婦だったそうで、浅草を中心に活躍した。花輔は、噺家の出身。デブ子は太った見た目を芸名にしたというが謎が多く残る。

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