神林菊太郎・富士三春

神林菊太郎・富士三春

 人 物

 神林かんばやし 菊太郎きくたろう
 ・本 名 神林 慶三
 ・生没年 ??~1954年以降  
 ・出身地 ??

 富士ふじ 三春みはる
 ・本 名 ??
 ・生没年 ??~1954年以降  
 ・出身地 ??

 来 歴

 戦前戦後に活躍した漫才師。菊太郎は古株の漫才師で、戦前は妻の菊奴(最上はつよ)と、戦後は富士三春とコンビを組んだ。

 但し、その前歴は判らない所が多い。浪曲の出身か。三春に至っては本名も判らない。

 『アサヒ芸能新聞』(1954年2月4週号)掲載の松浦善三郎『関東漫才切捨御免』に、

富士三春 神林菊太郎  
関東では古い漫才で菊太郎の浪曲声帯模写が売り物であるこれは一芸で仲々よいのだが、おしむらくは三春が三味線を持たないので折角のフシが盛り上らない、聴衆にあたえる感度が弱いから之が舞台全体に影響して来るという――熱演で上手い舞台の割に損をしている。 シャベリは両人共しっかりしているだけになんとか此のフシ真似をヤマに持って行きたいところだ。最近の舞台を見ていないのでわからないが、此の問題が解決されたかどうか。いっその事台本と演出に二、三工夫をして、かつての亀造・菊次のアトを行ったらどうか。此の二人の口跡なら必ず亀造・菊次のイキカタをしのばせて呉れるものと期待し得ない事も無い。心気一転、猛勉強を望みたい。

とあるのが確認できる。亀造菊次と比べられるだけ、しゃべくりにも定評があったようであるが、判らない事の方が多い。漫才研究会等には参加しておらず、謎も残る。

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