山田梅笑・君野喜代子

山田梅笑・君野喜代子

 人 物

 山田やまだ 梅笑ばいしょう
 ・本 名 山田盛
 ・生没年 ??~戦後?
 
・出身地 ??

 君野きみの 喜代子きよこ
 ・本 名 山田 きよ(旧姓・佐野) 
 ・生没年 ??~戦後?
 ・出身地 ?? 

 来 歴

 戦前活躍した漫才師。夫婦漫才だったらしいが、殆どの詳細が分からない、戦前特有の不明コンビの一組である。喜代子は内海桂子と組んでいたことがある。

 本名のみ、『帝都漫才協会名簿』で割り出すことができた。戦前は雷門近辺に住んでいたという。

 経歴等は不明。1930年代後半に、浅草の劇場へ出演するようになる。しかし、何か事情があったのか、喜代子とのコンビを解消。間もなく、梅笑は、山路征(本名・相羽彌三郎)とコンビを結成。東宝にスカウトされたのか、東宝名人会の昼席、「笑和会」に出演するようになる。以下は、その出演記録と出演者。

 1941年9月下席

 征・梅笑 千恵子・如月 幸若社中 染吉・染二郎 一路・突破 健坊・小楽 八千代・義二郎 玉奴・清丸 ナナ・ミチロー 
ユーモア五人組(静奴、左團次、愛之助、富士男、金朝)

11月下席下席

日本ニュース
〆子・とし松 征・梅笑 一江・亀造 喜美枝・英二 二三夫 奈歌蔵・笑楽
筆勇・一雄 楽三郎・直太郎 一路・突破

 1942年4月中席 

 漫才 梅笑・征
 歌謡曲 小唄桃奴
 民謡漫才 奈歌蔵・笑楽 
 奇術 天菊一行
 映画 日本ニュース
 浪曲 広沢菊春
 音曲漫才 一江・亀造
 声帯模写 奈美乃一郎
 音楽漫才 光菊・光児
 曲技 東洋一郎一行

 7月上席

征・梅笑 英介 せん子・南海男 七五三・都枝 工藤姉妹 ミチロー・ナナ 
美鈴 東洋一郎 喜久奴

11月上席

澄子・成太郎 和歌秀・正八 天菊一行 征・梅笑 かほる・あけみ
幸楽 光菊・光児 東洋一郎一行 妻吉・萬龍

1943年1月中席 帝都座

梅笑・征 栄一・七郎 シゲオ・小豆 光菊・光児 妻吉・万龍 
ニュース楽団 シゲオ・マンマル 東洋一郎一行 権太楼

2月上席

かほる・あけみ 征・梅笑 染吉・染二郎 三壽 八千代・芳勝
日本ニュース 田村大三 光菊・光児 東洋一行 妻吉・万龍

 一方、喜代子は、三桝家好子と名乗っていた内海桂子とコンビ結成。内海桂子の自伝『転んだら起きればいいのさ』の中に、

 満州から帰ってくると、しばらく漫才コンビ、梅笑・喜代子の喜代子さんと女性コンビでやっていましたが、それも相手の事情があってやめました。

 と、ある。そのくせ、またよりを戻したようであるので厄介極まりない。

 1943年、梅笑は、帝都漫才協会第一支部の幹事に就任。その頃には相当の実力があったのだろうか。以下は幹事一覧。

 幹事(順不同敬称略)第壹部 
 朝日日出丸 浪速シカク 桂金吾 林家染二郎 山田梅笑 敷島貞丸 柳亭左喬 やつこユタカ 砂川捨男 藤原春吉 浅田家奈良男 

 戦後、消息が途絶える。

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