東京漫才を彩った人々 荒川芳夫・千枝子 荒川芳夫・千枝子は戦前活躍した夫婦漫才。関西の荒川芳丸の門下だったという。浪曲漫才を得意としたほか、古今亭志ん生・三遊亭圓生らと共に終戦直前の満州にわたり、逃避行をつづけたメンバーの一組でもあった。 2019.08.10 東京漫才を彩った人々漫才師 アの部漫才師 ア行漫才師逆引き事典
東京漫才を彩った人々 坂野比呂志・小林美津子と坂野比呂恵 坂野比呂志・小林美津子と坂野比呂恵は戦前に活躍した夫婦漫才師。美津子は前妻、比呂恵は後妻であるが、二人の女性が同居するなど、複雑な三角関係を形成した。戦後も漫才を続けたが、比呂恵の病気に伴い、坂野比呂志は漫才から一線を退いた。後に大道芸漫談に転向。芸術祭を受賞し、テレビや舞台で大活躍した。 2019.08.01 東京漫才を彩った人々漫才師 カ行漫才師 コの部漫才師 サの部漫才師 サ行漫才師逆引き事典
東京漫才を彩った人々 英伊佐男・川畑やなぎ 英伊佐男・川畑柳は戦前に活躍した漫才師。伊佐男は、奇人として知られていたそうで、鈴々舎馬風と共に多くの逸話を残したという。刑務所慰問へ行って囚人服を寝間着代わりに貰うなど、その最たるものである。敗戦直前に中国へ慰問に行き、帰国するまで大変な目に遭った悲劇的な人物でもある。 2019.07.27 東京漫才を彩った人々漫才師 カの部漫才師 カ行漫才師 ハの部漫才師 ハ行漫才師逆引き事典
東京漫才を彩った人々 春日章・チエミ 春日章・チエミは戦後活躍した漫才師。太刀村筆勇の弟で、春日淳子・照代の叔父叔母に当たる。ギターの腕前は、漫才界随一の腕前だったそうで、何でも達者に弾きこなす音曲漫才で人気があった。 2019.07.26 東京漫才を彩った人々漫才師 カの部漫才師 カ行漫才師逆引き事典
東京漫才を彩った人々 内海突破・並木一路 内海突破・並木一路とは、戦前戦後に活躍した東京漫才の大スター。放送媒体を中心に活躍をつづけ、漫才師として一世を風靡した功労者的存在でもある。突破は喜劇俳優、司会者として、並木一路はコメディアン、映画俳優としても活躍した。 2019.07.22 東京漫才を彩った人々漫才師 ア行漫才師 ウの部漫才師 ナの部漫才師 ナ行漫才師逆引き事典
東京漫才を彩った人々 千家松人形・お鯉 千家松人形・お鯉は戦後に活躍した女道楽のコンビ。達者な三味線と音曲を得意とし、落語芸術協会系の寄席で活躍をつづけ、女道楽の片鱗を思わせる芸で、多くの関係者をうならせた。人形は、博多家人形という名前で戦前からの売れっ子であった。 2019.07.18 東京漫才を彩った人々漫才師 タ行漫才師 チの部漫才師逆引き事典
東京漫才を彩った人々 大津万由美・万之助 大津万由美・万之助は戦前・戦後に活躍した夫婦漫才師。大津お萬の弟子で、剣劇漫才を得意としたという。主に余興や巡業で活躍した。 2019.06.30 東京漫才を彩った人々漫才師 ア行漫才師 オの部漫才師逆引き事典
東京漫才を彩った人々 神林菊太郎・富士三春 神林菊太郎・富士三春とは戦前戦後に活躍した漫才師。浪曲漫才を得意としたそうで、戦前は浅草の劇場に出演している様子が確認できる。 2019.06.22 東京漫才を彩った人々漫才師 カ行漫才師 ハ行漫才師 フの部漫才師逆引き事典
東京漫才を彩った人々 吾妻家ぼら・国春 吾妻家ぼら・国春は戦前戦後に活躍した夫婦漫才師。東京の舞台でも活躍したが、本拠地は神戸の劇場で長らくカルト的な人気がを集めたという。「鯔」という珍しい名字の持ち主でもあった。 2019.06.15 東京漫才を彩った人々漫才師 アの部漫才師 ア行漫才師逆引き事典
東京漫才を彩った人々 吉本萬公・近松近枝 吉本萬公・近松近枝とは戦前戦後に活躍した東京の漫才師である。男の萬公が舞台の上で琴を弾く不思議な漫才を得意としたという。 2019.06.06 東京漫才を彩った人々
東京漫才を彩った人々 東鳥八・竹家照子 東鳥八・竹家照子は戦前活躍した漫才師。鳥八は奇術師・松旭斎静花の父親としての方が高名である。照子の三味線に合わせて、鳥八が魚釣りの踊りをやったり、動物の物真似をする珍芸風の漫才を得意とした。 2019.05.31 東京漫才を彩った人々
息吹 ~大正から昭和ひと桁~ 太田家五郎・初江 太田家五郎・初江は戦前戦後に活躍した夫婦漫才師。五郎は剣舞が得意で、これを舞台で披露するという独特の漫才を展開した。主に浅草の劇場を拠点として活躍した模様。 2019.05.20 息吹 ~大正から昭和ひと桁~東京漫才を彩った人々漫才師 ア行漫才師 オの部漫才師逆引き事典
東京漫才を彩った人々 関東猫八・照葉 関東猫八・照葉は戦前活躍した夫婦漫才師。「猫八」と名乗ったように、動物の物まねを得意としたそうで、寄席などに出演した。三遊亭圓生親子と仲が良かったそうで、六代目の随筆に名前が出てくる。 2019.05.01 東京漫才を彩った人々漫才師 カの部漫才師 カ行漫才師逆引き事典
東京漫才を彩った人々 中禅寺司郎・滝喜世美 中禅寺司郎・滝喜世美とは戦前戦後に活躍した夫婦漫才である。司郎は漫談家の大辻司郎を私淑しており、司郎そっくりの風貌を売りにした。戦前からジャズ漫才という独特の物真似芸が得意としたそうで、戦後も人気があった。戦後は落語芸術協会に所属し、寄席の色物としても活躍をした。 2019.04.22 東京漫才を彩った人々漫才師 タの部漫才師 タ行漫才師 チの部漫才師逆引き事典
東京漫才を彩った人々 大空はるか・かなた(ケーシー高峰) 大空はるか・かなたは一九五〇年代に活躍した漫才師である。大空ヒットの門弟で、学生風の漫才師として、スマートな芸風で人気を集めたものの、数年で解散。はるかはケーシー高峰、かなたは横山あきおと名前を変えて活躍した。 2019.04.10 東京漫才を彩った人々漫才師 オの部
東京漫才を彩った人々 木田鶴夫・亀夫 木田鶴夫・亀夫は戦後活躍した漫才師。鶴亀コンビとも称した。大柄でおっとりとした鶴夫に、小柄でおしゃべりな亀夫の対比で人気を集め、東京漫才を牽制した。漫才コンクールで優勝するなど実力はあったものの、不遇であった。 2019.03.27 東京漫才を彩った人々漫才師 カの部漫才師 カ行
東京漫才を彩った人々 杉ひろし・まり 杉ひろし・まりは戦後活躍した夫婦漫才師。長らく落語芸術協会の色物として君臨。「スイングコント」と称する音曲漫才で人気を集めた。また、幕内ではおしどり夫婦として有名で、50年近い芸歴を共に歩み合った。 2019.03.21 東京漫才を彩った人々漫才師 サ行漫才師 スの部
東京漫才を彩った人々 冨士五郎・十郎 冨士五郎・十郎は戦前活躍した漫才師。芸名の由来は、富士の仇討ちで有名であった曾我五郎・十郎の洒落であろう。喜代駒の関係者だったらしく、兵隊漫才やコントを得意としたという。 2019.03.08 東京漫才を彩った人々漫才師 ハ行漫才師 フの部漫才師逆引き事典
東京漫才を彩った人々 大津一万・万龍 大津一万・万龍は戦前に活躍した夫婦漫才師。万龍は後年大朝家美代子とコンビを組み、一万は村田英雄事務所の番頭として活躍した。 2019.02.25 東京漫才を彩った人々漫才師 ア行漫才師 オの部漫才師逆引き事典
東京漫才を彩った人々 大空ヒット・三空ますみ 大空ヒット・三空ますみは、昭和を代表する漫才師の一組。夫婦漫才であった。ヒットは東喜代駒の一門の古株的な存在であった。時事漫才を得意とし、「大空」の屋号を一代で漫才の名門へと育て上げ、「大空」一門を形成。また、漫才研究会の名理事として東京漫才の発展に寄与した。 2019.02.22 東京漫才を彩った人々漫才師 ア行漫才師 オの部漫才師 マ行漫才師 ミの部漫才師逆引き事典
東京漫才を彩った人々 大朝家美代子・三枡静代と日の本光子 大朝家美代子・三枡静代と日の本光子は戦後活躍した漫才師。三人とも50年以上の芸歴を誇り、晩年は漫才界の長老として、矍鑠と活躍を続けていた。大朝家美代子は台所漫才を得意とし、これを売り物とした。日の本光子はダーク大和の晩年の妻でもあった。 2019.02.14 東京漫才を彩った人々漫才師 タの部漫才師 タ行漫才師 ハ行漫才師 ヒの部漫才師 マ行漫才師 ミの部
東京漫才を彩った人々 港家柳歌・おふね 港家柳歌・おふねは戦前~戦後に活躍した夫婦の漫才師である。団子の曲食いという珍芸と浪花節を得意としたという。柳歌の死後、おふねは子供とコンビを組み、親子漫才に転向した。 2019.02.02 東京漫才を彩った人々漫才師 マ行漫才師 ミの部漫才師逆引き事典
東京漫才を彩った人々 大津小万・大津小百合 大津小万・大津小百合とは戦後に活躍した女流漫才である。共に大津お萬の門下生同士で結成された模様である。三味線漫才を主体とした女流コンビであったが、判らないことが多い。小萬はお萬の惣領弟子のような存在であった。 2019.01.25 東京漫才を彩った人々漫才師 ア行漫才師 オの部漫才師逆引き事典
東京漫才を彩った人々 高原妙子・松林桂右 高原妙子・松林桂右とは戦後に活躍した夫婦漫才。ギターとアコーディオンというオーソドックスな音曲漫才を得意とした。元々は長野県下の楽団の出身だったらしいが、後年東京漫才になった。太神楽曲芸協会に所属し、大道芸大会や寄席で出演したサイクル松林は実の息子。晩年、息子に先立たれた。 2019.01.20 東京漫才を彩った人々漫才師 タの部漫才師 タ行漫才師 マの部漫才師 マ行漫才師逆引き事典
東京漫才を彩った人々 隆の家栄龍・万龍 隆の家栄龍・万龍は戦後に活躍した母娘漫才である。万龍が母、栄龍が娘である。ウーマンリブ的なネタと万龍の豪快な笑い声で、ラジオの人気者となった。隆の家万龍は1920年代からの漫才師で50年以上の芸歴を誇った。栄龍は養女で母の弟子。栄龍の養子が松旭斎美智氏である。 2019.01.15 東京漫才を彩った人々漫才師 タの部漫才師 タ行漫才師逆引き事典
東京漫才を彩った人々 小宮凡人・凡児 小宮凡人・凡児は戦前戦後に活躍した漫才師。小宮凡人は、喜劇役者としても有名で、幼いころの色川武大と不思議な交友関係を持っていた。漫才師としての活動期間は短かったようである。 2019.01.12 東京漫才を彩った人々漫才師 カ行漫才師 コの部漫才師逆引き事典
東京漫才を彩った人々 春の家金波・銀波 春の家金波・銀波は、曲芸漫才を得意としていた漫才師であり、浅草に長らく住んでいたという。今でこそ曲芸漫才は殆ど絶えたが、戦前から戦後の一時期まで大津検花奴・菊川時之助、南晴夫・晴美など曲芸を主とする漫才師が居た。見栄えするので人気もあったという。 2019.01.10 東京漫才を彩った人々漫才師 ハの部漫才師 ハ行
東京漫才を彩った人々 牧タンゴ・山路はるみ 牧タンゴ・山路はるみは戦前に活躍した夫婦漫才師。浅草を中心に活躍したが、タンゴが夭折した。山路はるみは後年、「亀造・菊次」として売れに売れた十返舎菊次である。PCLレコードに「はやり唄・女給」のレコードを吹き込んでいる。タンゴの素性がよく判らない不思議なコンビでは、ある。 2019.01.04 東京漫才を彩った人々漫才師 マの部漫才師 マ行漫才師 ヤの部漫才師 ヤ行漫才師逆引き事典
東京漫才を彩った人々 香川染団子・染千代 香川染団子・染千代とは戦後に活躍した女流漫才である。女性同士のコンビとして30年近く続いた稀有な例である。三味線漫才を得意とし、ヌーボーな味が買われたという。 2018.12.31 東京漫才を彩った人々漫才師 カの部漫才師 カ行漫才師逆引き事典
東京漫才を彩った人々 大江笙子・大江しげる 大江笙子・大江しげるは戦前に活躍した夫婦漫才師。戦後、大江笙子は妹の京美智子やリーガル千太とコンビを組んで活躍。大江茂はバイオリン漫談に転向し、古き良き書生節の演奏者として、昭和末期まで活躍をつづけた。 2018.12.25 東京漫才を彩った人々漫才師 ア行漫才師 オの部漫才師逆引き事典